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お薦めの本のご紹介 『治療と就労の両立支援ガイダンス』
- 更新日:2020年05月07日
- 公開日:2020年05月07日
- ニュース
4月28日に公開しましたブログ「治療と仕事の両立支援が企業の未来を左右する」に関連する就労支援の実務書が出版されました。
当社もお世話になっている著者の 順天堂大学 遠藤源樹准教授 は、がん治療と就労の両立支援に関する研究と就労支援ツールの開発で、2019年度の日本医師会医学研究奨励賞を受賞した、がん治療と就労の両立支援の日本における第一人者です。
本書では、「がん」「メンタルヘルス」「脳卒中・心筋梗塞」「不妊治療・妊娠・育児中」など治療しながら働き続けるための実務対応を紹介しています。
厚生労働省の「両立支援ガイドライン」にも対応しています。
書籍紹介
『治療と就労の両立支援ガイダンス 疾患別に見た就労支援の実務』
著者: 順天堂大学医学部公衆衛生学講座 准教授 遠藤源樹
書籍概要<目次>
第1章 治療と就労の両立支援:総論
(事例性と疾病に分けた実務対応、利害関係の調整等、 210名の会社組織で毎年1名のメンタルヘルス不調による病休)
第2章 メンタルヘルス不調社員の実務対応
(メンタルヘルス不調の予防、自殺予防、復職後の再発率は約50%、混乱事例に対する実務対応、復職判定委員会の作り方等)
第3章 がん罹患社員の実務対応
(がんの約3分の2が「運」、がん予防とがん検診、がん腫別の復職率と再病休等、がん腫別の職場内での実務対応)
第4章 脳卒中・心筋梗塞罹患社員の実務対応
(循環器疾患の予防、脳卒中罹患社員の復職率と再病休率、脳卒中の復職後の再病休の2割はメンタルヘルス不調、1割が骨折等)
第5章 不妊治療・妊娠・育児中の社員への実務対応
(不妊治療、不妊治療と就労の両立の様々な課題:突発休、ハラスメント、不妊治療女性に対する職場での実務策、妊娠と就労・産後うつ)