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Withコロナ時代の熱中症について

  • 更新日:2020年07月31日

  • 公開日:2020年07月29日

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新型コロナウィルスへの緊急事態宣言は解除されたものの、東京都内では依然として新たな感染者の発生が後を絶たず、新しい感染のピークが再び来ている可能性もあります。一方で生活は自粛前の生活に戻ったようですが、Stay Homeの間に気づかないようで体力はかなり低下したようです。季節も進んで梅雨入りし、湿気の多い暑い日が続くようになりました。そんな中、長い梅雨が明けた後の熱中症対策を書いてみました。

今年の熱中症予防はStay Homeの間に低下してしまった体力の復活と暑さ対策になると思われます。熱中症も新型コロナウィルスに感染するのも、体力が落ちている場合に罹患リスクが高いことが分かっています。生活の中で体力の復活を考える時にはやはり食事、睡眠(休養)、運動という健康の三原則が基本になりますが、これはコロナ対策で言われる免疫力アップと共通しています。対策も共通していることが多いのでどちらも賢く予防していきたいものです。

目次

  1. 【熱中症とマスク着用の難しい関係】
  2. 【三密回避と熱中症対策は両立できる】
  3. 【換気の効果】
  4. 【やっぱり水分補給】
  5. 【体調を整えて、熱中症&コロナ対策を!】

【熱中症とマスク着用の難しい関係】

マスクの着用も定着したようですが、これからの季節のマスク着用は、熱も湿気も籠り、息苦しさやマスク内の湿気で喉の渇き感が薄れる事から、マスク着用がきっかけで熱中症になりかねないと警鐘も慣らされているので注意が必要です。冷感素材で作られたマスクを選ぶのも有効かも知れませんが、やはりこまめに水分補給をする機会を作るように意識しましょう。水分を摂るときはマスクから解放される時間にもなりますね。また、マスクを外す時はまず周囲に気を配り、他人との距離が十分にとれていることを確認しましょう。

【三密回避と熱中症対策は両立できる】

コロナ対策としてお馴染みになった「三密」ですが、通勤手段の電車やバスは密な空間です。できるだけ密な空間にいる時間を短くするために、1駅か2駅手前で降りて「歩く」こともお勧めしたいと思います。新しい生活様式では「三密」は避けつつも、会話する時や他人と同席する場面ではマスク着用が求められていますが、通勤時の着用はかなりの負担になります。その点徒歩通勤では「密」を避けやすいので、周りの状況を見ながらマスクを外すタイミングも作れます。外気の中を歩くことで、日々の気候の変化や暑さへの順化も兼ねることができますので一石二鳥で、何より体力回復にも最適です。

【換気の効果】

換気についてはどうでしょうか?快適に調整していても、室内の空気を循環させるだけではウィルス対策にはなりません。思い切って外気と入れ替えることがポイントになります。テレワークにより自宅で仕事をされていた人は、自宅のエアコンの温度設定や自主的な換気も自分流にできていましたが、職場では決められた設定ですので、それに自分の体を慣らさなくてはなりません。温度の差などは些細なものと思われがちですが、その微妙な調節も身体には負担になっているものです。対策としては自宅の環境を、長時間を過ごすオフィスの環境にできるだけ近づけておくのも1つの方法です。新型コロナウィルス対策として実施する時間ごとの換気のタイミングは外気温に慣れるチャンスでもあります。変化する外の環境にも慣れて体力のロスを少なくしたいものです。

【やっぱり水分補給】

熱中症予防の暑さ対策として、もう一つのポイントは水分補給です。自宅にいれば気軽に口にできる飲み物も、自販機やウォーターサーバーなどが近くになければ、気軽に...というわけにはいきません。そこでマイボトルの持参をお勧めします。毎日持参するのは面倒かも知れませんがこれも「新しい生活様式」として定着してきています。慣れればいちいち席を立たなくても済み、むしろ便利と思えるでしょう。水分補給はのどが渇いたなと自覚してから飲むのでは遅いと言われます。のどの渇きは体内の水分枯渇のサインだからです。のどが渇いたと自覚する前に「こまめに」「少しづつ」「チョコチョコ」飲むのが水分補給のコツで、その点、マイボトルであればいつでもこまめに飲むことができます。ただし、マイボトル持参時の注意点は、「ボトル類はいつも清潔に!」です。飲み終わったボトルはこまめに洗ってよく乾かして使いましょう。特に糖分が入った飲み物を入れた使ったままのボトルはバイ菌の巣に‼食中毒の原因にもなりかねません。

【体調を整えて、熱中症&コロナ対策を!】

のどの渇き、熱でぼ~っとする、頭痛やめまいを感じる...。これは熱中症と言われるものの初期症状ですが、新型コロナウィルスに感染した場合の初期症状も同じだそうです。熱中症の予防はもちろん、新型コロナウィルスに感染しないためにも、体調を整えて免疫力をアップしておくのが一番の方法と言えます。毎日の生活習慣をもう一度見直し、体調を整えて暑さの季節も乗り越えたいですね。

(文/保健師 原田 純子
看護大学卒業後、企業に就職。企業内診療所勤務を経て労働衛生管理部門で実務経験を積む。
結婚、子育てのため一時仕事を離れるが、地域の保健所、スポーツクラブ勤務を経て、健診会社に就職。人間ドックでの保健指導業務、健診後の巡回保健指導、産業保健師として衛生委員会への出席、長時間労働者の面談を担当する。その他、プロスポーツクラブや学校保健の現場にも従事するなど、経験は多岐にわたる。

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